WiMAXのハイスピードプラスエリアモード。オプション料金が発生するサービスですが、間違って設定しまった場合どうなるか不安になりますよね。
この記事では、一時的にハイスピードプラスエリアモードに切り替えて設定してしまったときの、
- 料金
- データ通信量
について解説していきます。
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間違えた場合の料金
間違えてハイスピードプラスエリアモードに設定した場合、WiMAXプロバイダとの契約内容によって、
- 利用料金が発生する人
- 利用料金が発生しない人
の2つのパターンがあります。
WiMAX端末を家族や友人から借りて使っている人も多いようなので、基本的な部分からご説明いたします ('ω')
料金が発生する場合
間違えてハイスピードプラスエリアモードに切り替えてしまい、料金が発生する人は、
- WiMAX 1年契約
- WiMAX 2年契約
- WiMAX 期間条件なしの契約
の利用者です。(auスマートバリューmine加入者は料金が発生しません)
【 POINT その1】
ハイスピードプラスエリアモードの料金は
何回設定しても同じ金額(1,005円/月)です。
ひと月の間に1回だけ設定してしまっても、10回ほど設定しても利用料金は同じです。
【 POINT その2】
ハイスピードプラスエリアモードの料金は
どのくらいのデータ通信量を利用しても同じ金額(1,005円/月)です。
ハイスピードプラスエリアモードをちょっとだけ使っても、7GB使っても利用料金は同じです。
たとえ、一瞬でも一度でも「ハイスピードプラスエリアモード」に設定してしまうと料金が発生します。
【 例 】
「ハイスピードプラスエリアモード」の設定だけしました。実際にはインターネットに繋げて利用していません。利用料金はかかりますか?
答え → 利用料金が発生します(1,005円/月)
【 例 】
・今月始めに「ハイスピードプラスエリアモード」に設定しました。
・その後「ハイスピードモード」に戻しました。
・再び「ハイスピードプラスエリアモード」に設定しました。
利用料金は2,000円ほどになりますか?
答え → 利用料金は1,005円/月です。
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料金が発生しない場合
間違えてハイスピードプラスエリアモードに切り替えてしまっても、料金が発生しない人は、
- WiMAX 3年契約
- WiMAX 4年契約
- auスマートバリューmine加入者
の利用者です。
【 POINT その1】
ハイスピードプラスエリアモード料金支払い 対象外は
「3年以上の契約者」
「auスマートバリューmine加入者」です。
ひと月の間に何回設定しても利用料金は発生しません。
ハイスピードプラスエリアモードのデータ使用量には制限がありますが、使用回数に限度はありません。
WiMAXの契約プランを確認するには、
- WiMAX公式HP「会員ページ」にアクセス
- WiMAXプロバイダのサポートに問い合わせ
の2通りです。
公式ホームページにアクセスする際は、「ID」と「パスワード」が必要。
サポートに問い合わせする際は、「契約者情報の確認(名前・住所・連絡先・生年月日 )」が必要。
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間違えた場合のデータ通信量
間違えてハイスピードプラスエリアモードに設定してしまっても取り消すことはできません。
せめて、どのくらいのデータ通信量を使用したのか確認したいですよね。
ハイスピードプラスエリアモードだけのデータ量は、
WiMAX公式HP「ご契約者ページ」で確認します。

UQ WiMAX ご契約者専用ページの場合
ちなみに、
WiMAXルーター本体で、「ハイスピードプラスエリアモード」だけのデータ通信量は表示できません。
WiMAXルーターの通信量カウンターは「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」のデータ通信量を合算した値です。
「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えても、通信量カウンターは2つの通信モードの合算値が表示されます。
ギガ放題プランで約している場合
WiMAXの料金プランを「ギガ放題プラン」で契約している場合の速度制限について説明します。
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「ハイスピードプラスエリアモード」の速度制限は、
- 月間7GBです。
月間7GBを超過してしまうと128kbpsの通信速度になります。
速度制限がかかるデータ通信量 | 月間7GBを超過したとき |
制限される期間 | 当月ずっと。翌月1日に解除されます |
制限されたときの最大通信速度 | 128kbps |
たとえ、ギガ放題プランで契約していても、
「ハイスピードプラスエリアモード」に設定したまま7GB超過すると、速度制限にひっかかってしまいます。
ちなみに、128kbpsはインターネットがまともにできません…。メールやLINEなどのメッセージ送信機能くらいだけです (´-ω-)!
翌月の1日になるまで制限解除できないので、ホント気を付けてください。
【 重要 】ギガ放題プランの「ハイスピードプラスエリアモード」7GB超過について
「ハイスピードプラスエリアモード」で7GB超過すると、「ハイスピードモード」に切り替えても翌月1日まで128kbpsに制限されます。
7GBプランで契約している場合
WiMAXの料金プランを「7GBプラン」で契約している場合の速度制限について説明します。
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【 結論 】ギガ放題プランと同じ条件が適用されます。
「ハイスピードプラスエリアモード」の速度制限は、
- 月間7GBです。
月間7GBを超過してしまうと128kbpsの通信速度になります。
速度制限がかかるデータ通信量 | 月間7GBを超過したとき |
制限される期間 | 当月ずっと。翌月1日に解除されます |
制限されたときの最大通信速度 | 128kbps |
「ハイスピードプラスエリアモード」に設定したまま7GB超過すると、速度制限にひっかかってしまいます。
翌月の1日になるまで制限解除できないので、気を付けてください。
【 重要 】7GBプランの「ハイスピードプラスエリアモード」7GB超過について
「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えても、切り替えなくても7GB超過したら速度制限になっちゃいます。
7GBプランで契約している人は、間違って「ハイスピードプラスエリアモード」への切り替えしても気にする必要はまったくありません ('ω')!
間違いを防ぐ方法
間違って「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えてしまわないように設定することができる設定があります。「ハイスピードプラスエリアモード規制」の設定です。
「子供のイタズラ」や「機械音痴な親」の操作ミスによって「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えられてしまうようなケースにも有効です。
是非活用してみてください ('ω')
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スマートフォンやパソコンなどから「Speed Wi-Fi NEXT 設定ツール」を開きます。
- 【 設定 】をクリック
- 【 WAN設定 ー 基本設定 】をクリック
- ハイスピードプラスエリアモード規制を「オン」にする
適用ボタンを押すと設定内容が反映されます ('ω')
これで間違って「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替わることはありません。
今のところ、WiMAX端末本体での「ハイスピードプラスエリアモード規制」の操作はできません。
ちょっと面倒ですが「Speed Wi-Fi NEXT 設定ツール」の画面を開いて設定する必要があります。
これから発売される新機種の操作機能に期待したいトコロですね (・ω・)ノ
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